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ネット被害の具体例4と自己防衛について

目次 1.インターネットの匿名性***2.ネット被害の具体例**(1)悪質ネット商法**(2)ネットストーカー**(3)ネットショッピング**(4)オークション***3.自己防衛について


(4)オークション

インターネット上で、オークションが大繁盛しています。が、それに伴い、オークションにまつわるトラブルの相談が増えています。

 「ブランド品と言うことで高額な値段で落札したら、ニセブランド品だった」「洋服を落札したが、シミや汚れが付いていた」「コンサートのチケットを落札し代金を先払いしたが、全く送ってくれず、連絡も途絶えた」等々の被害が多発しています。

週刊アスキーという雑誌で、青木光恵さんという漫画家が、オークションでの体験談を書かれていました。青木光恵さんの話では、オークションで落札した服に、ワキガのにおいが付いており、洗っても洗っても取れなかったそうです。においなどは、当然、画面では分からないものですが、仮に着られないようなものが送られてきても、基本的には、一切文句は言えないものであることをご注意ください。

対策 a.詐欺の疑いが濃厚な場合は、警察や弁護士会や生活センター等に早急に相談しましょう。時間が経過すればするほど、解決が難しくなりますので、迅速に行動することが極めて大切です。

b,出品者の評価に気をつけましょう。悪い評価が多い場合はもちろん、仮に良い評価が圧倒的でも、仲間同士でグルになって評価を高くしている場合もあります。悪い評価が1件でもあれば、気をつけてください。

c.特に高額商品の場合、相手の個人情報の確認は、絶対に忘れてはいけません。住所・氏名・電話番号・メールアドレスを確認することが大切ですが、架空の情報であることも多いので注意が必要です。

d.なお、個人間で直接やり取りするのではなく、オークション出品者と落札者の間に、第三者が入り取引の代行を行う寄託サービスを利用する方が安全です。
例)エスクローサービス(Yahoo!オークションで採用中)

e.万一のトラブルに備えて、証拠類は必ず保存しておきましょう。
例) ・オークション掲示板のurl
・相手とやり取りしたメール
・相手のメールアドレス・住所・電話番号等
・銀行振り込みの控え

f.また、商品の詳しい内容、不良個所の有無や状態、返品の可否、減額請求の可否など、売買に際して知りたいことはすべて事前に確認しましょう。これは、出品者と落札者双方が気をつけるべき事です。

3.自己防衛について

 自分では、教えたことがないはずのメールアドレスに、様々なDMが寄せられることがあります。では、どこから情報が漏れたかというと、たとえば掲示板にメッセージを書き込んだ時に、メールアドレスを記入すると、それが流出して、様々な業者の手に渡るからです。ただ単にホームページを見ただけでは情報は漏れませんが、インターネット上で何かの情報を記入するときは用心が大切です。

 インターネットの世界では、自己防衛が大原則です。犯罪性がない限り、警察は介入してきません。何かトラブルが起きても、事前の注意を怠っていた場合は、誰も助けてくれないでしょう。インターネットは素晴らしい恩恵を私達に与えてくれるとともに、その恩恵を享受するためには、十分な注意や知識が必要であることも分かっていただきたいと思います。

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